咲き乱るるは、夢の如し、散り逝く様は花の如し…

第3話

ドンドルマを北に抜け、山間の道を進むこと数日、ようやく集落を発見する。この村がポッケなのだろか?確信も掴めぬまま、目の前の集落へと足を急がせた。 予想道理、ここがココット村らしい… 村の入り口にいるアイルーが、そう教えてくれた。
「先輩やっと着きましたね」ルオは疲れを知らないのか、妙に元気だ。
「おい!着いた早々騒ぐな!旅行じゃないんだぞ!」又、ルオは人の話を聞いてないらしい…早速、店を回っている。
「へーこれが、民族衣装のマフモフなんですかぁ…可愛いですね!」
デレデレする店主。それを冷ややかな目で見るアイルー。
ふと店主の顔が真面目になり、ルオに何か聞いている。
「お嬢ちゃん、その鎧…まさか…」
ルオは悲しそうな顔を浮かべて答えた。「この鎧はですね、昔、私の御先祖様が、桜色のリオレイアと、運命を共にし、亡くなってしまって…その事を悔やんだ、御先祖様のお父様が、この鎧を作ったんですよ…」店主は涙を拭いながら、「んじゃあ、大事にしないとな!」ルオは笑みを浮かべ「はい!」と返事をする。ついつい他人の立ち話に耳を傾けてしまった…
アークは、クシャルダオラの情報を集めるべく、村長に話を聞く事にした。村長らしき人物が見当たらない…。ふと焚き火の方に目をやると、随分老けた座敷童がいる事に気づく。 近寄って、話を聞く事にしてみた。
「あのぅ…村長を探しているんですが、 今どちらにおいででしょうか?」
座敷童もどきは少し怒った様な顔で答える…
「儂じゃ…」
上手く聞き取れず、もう一度聞き直す。 「村長はこの儂じゃ!」驚を隠せないアーク、少し怒っているのが手に取る様に解る村長。

第4話

第2話

Back to Home