第十一話 戦場移動
「うおぉおお!!」
カイトが兄のディアブロスに突っ込む!そして太刀を構え跳んだ!
「!!?」
「その角砕いてやらぁ!!」
思いっきり斬りつける!だが、傷一つ付かない!
「そんなもので・・砕けると思ったか?」
「うあっ!」
カイトは角で振りとばされた!
「決めたよ兄弟。」
「?なんだ、兄者。」
「このチビは俺が狩る。テメェにゃその女をくれてやるよ。ルール変更だ。」
「へっ、狩ったモン勝ちじゃねぇんだな。」
兄は角でカイトの背中と装備を通過して持ち上げた。
「カイト!」
すかさずクレアが叫ぶ。
「何しやがる!降ろせ!」
「ここはアイツらの戦いの邪魔になる。俺らは移動しようじゃねぇか?」
そう言って兄は潜った。そしてカイトが息ができるよう角だけ出し彼方へ行ってしまった。
「放せえぇ・・!」
「カイト・・。」
クレアは放心状態の様に呟いた。
「安心しろすぐに会わせてやる。あの世でな!」
弟が皮肉っぽく笑っていると、
「ウフフ・・」
何故か笑っている。
「何がおかしい。気が狂ったか?」
「嬉しいのよ、分割してくれて。二頭いっぺんに相手するなら大変だけど一頭なら楽勝だわ。」
「貴様・・!」