CrashDays

第十四話 兄の咆哮
弟が死ぬ中クレアのいる地帯はまた静かになった。
「カイト・・・。」
クレアはカイト達が行った方向へ走り出した。
一方別のエリアでは激闘が繰り広げられていた。
「うおらぁぁああぁ!!」
兄はとにかく突っ込む。間一髪でかわしているもののカイトの体はかすり傷でボロボロだ。兄の鋭い角は血だらけである。ちくしょう・・・、角をなんとかしねえと。
「ハハハハハ!!傷だらけじゃねえか!!死ぬのは時間の問題だクソチビィー!!」
「・・・っやろー。」
何か、何か手は無いかアイツの弱点が!!考えろ!!
「何を考えてるのか知らんがこの二本の鋭い角から逃れることはできん!!!死ね!!」
二本の鋭い角!!!
そう思いながらカイトはまた間一髪でかわした。
「・・・わかったぜ。お前の弱点!」
兄は首をかしげた。
「あぁ!?つまらんハッタリはやめろ不愉快だ。」
イラつきながら兄が言ってるとカイトがすぐさま口を挟んだ。
「それよかどうした?ぜんぜんオレにあたんねぇじゃねえか。やっぱてめぇ弱いな。ホント覇者かよ。

挑発気味にカイトは続ける。
「まぁ最強だからなオレ、しょうがねーか。」
「この俺が弱い・・・?」
兄が繰り返した。声が怒りに満ちている。
「あぁ、全然弱えな。」
「撤回しろ・・。」
兄が呟いてそして・・ついに爆発した!!
「この俺が弱いということを、撤回しろクソチビィィイィ!!!」
兄が突っ込んできた。スピードが増している。かかった!そう思いカイトはまたかわし始めた。

そのころ、広い砂漠では。カイトとディアブロス兄のいる方向に向かい一生懸命走っているクレアの姿があった。
「・・・カイト!」

第15話へ

第13話

 

Back to Home