第二話 村長
「っしゃ!まずは村長に挨拶行かねーと。失礼だもんな!」
カイトはココット村で愛用してたお気に入りのイーオスーツ装備をつけた。意外とカッコいいのだ。でも頭と腕は違った。ピアスは家に代々伝わるもので外したくないし、腕はココット村でお世話になった訓練所の教官がくれたコインとチケットでつくった大切な装備なのだ。腕だけだが・・・。そして武器をとった。これまた家に代々伝わってきた太刀。オレンジと赤に染められていて不気味な雰囲気が漂っている。先祖曰く龍殺しの剣だそうが今この武器しかないカイトにはそんな言い伝え関係なかった。外に出ると自然の世界剥きだしの匂いがした。カイトはいそいそとでかいマカライト石の近くでたき火をしてる年をとった女の村長に話しかけた。
「こんちわ!今日来ることになったカイトだけど村長さんだよな?」
満面の笑みでカイトは尋ねた。
「おや、アンタがカイトかい。噂は聞いとるよ。強かったらしいねぇ。」
村長が続けた
「狩りを続けるにゃ集会所で手続きをせにゃいかん。気をつけてしといで。」
最後に村長の顔が険しく見えたのは気のせいだろうか。カイトは不安を抱き集会所へ向かった。