第七話 最悪の標的・・!
「待ちな。」
クレアが言った。
「・・なんだ?」
マスターは立ち止まり振り向かず答えた。
「先に絡んできたのはそっちだよ、なのに罰を受けるのは不条理じゃないの?」
「・・何が言いたい。」
「アタシらが失敗したらやめようが消えようが何でもやってやるさ。だけどね、成功したならそいつらを懲戒免職ってのはどうかしら?その大男も武器構えたのよ?」
「クク・・お前は掟を破った上でそのようなたわごとをほざくのか?」
「負けるのが怖いかい?」
挑発的にクレアは答えた。マスターの眉がピクッとした。そしてしばらく沈黙が続き口を開いた。
「よかろう。」
それだけ言って今度こそ出ていってしまった。
「ヒヒ・・」
「?」
静寂の中、カイトが笑い声のする方を向いた。アイツらだ。
「ヒ・ヒヒャヒャヒャヒャ!!やれるもんならやってみろ!二人だけでな!!」
そう言い残し二人は出ていった。
「こちらが依頼です。」
マネージャーにそう言われクレアは目を疑った。
「・・ディアブロス・・。」
「なんだ余裕じゃん。」
カイトは呆れた風に言った。クレアが冷や汗を流し、続けた。
「・・二頭・・!!」
カイトは目を丸くした。
「・・・・・は??」