CrashDays

 第九話 罠       
「・・寒っ!」
ベースキャンプを出て早20分。ホットドリンクを飲んだのに関わらずクレアは寒がっていた。
「ったく、んな格好で来るからだよ!」
カイトは突っ込んだ。
「カイトさむ〜い!」
「ぎゃあっ!」
クレアがカイトに抱きつきそのまま押し倒した。
「冷て!は、離れろよ!クレア!胸当たってるし!!」
カイトは顔を真っ赤にしながら一気に言った。ニヤニヤ笑いながらクレアが言った。
「カイトその反応からして女の免疫ないだろぉ〜。クレアお姉様が手取り足取り教えてあげようか?」
「おぇ!?」
甘ったるい声にカイトはゾッとした。
「あはは、冗談だよ!」
クレアは笑っている。まったく、のんきな・・。すると突然クレアが笑うのをやめた。
「クレア?」
クレアの見ている方を見ると・・
「ディア・・ブロス!」
ディアブロスがこちらに歩み口を開いた。
「二匹か。」
「悪かったな、行くぞコノヤロー!」
構えたカイトをクレアが遮った。
「え!?なんだよクレア!」
「簡単すぎる。なぜ潜って奇襲をかけなかった?」
「クク・・」
ドン!
「うわ!」
「ハハッハァ!!」
真下からもう一匹が!
「始めるか兄弟ィ!」
そうか!一匹目は・・フェイク!カイトは宙に浮かぶ中思った。

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